自分の中にある力に目覚める

近頃、日に日に親や祖父母に対する感謝が深まる。

その度に、

この国に生まれて、私はこの国のために出来ることを余生感謝をこめてやりたい、と感じるようになる。

先祖が生き繋いできた文化を、私も繋ぎたい。

だから踊るのだと。

この国の先祖や子孫に残していく為に自分が出来ること、

それをもっと深めるには、

その文化を多角的に学び、後世に繋ぐこと。

私にはやりたいことがある、やるべきことがある。

自分の力ではなく、ただただ生かされている身だとわかった瞬間から、誰かの為にならなくては生きている甲斐もないと感じている。

有り難く、子どもの頃から様々な経験をしてきて

色んな世界を垣間見ることができた。

次は、私が、何かを還元していく番。

まだまだ学びの途中ではあるし道半ばだけど

やっと見つけたものがある。

これからも命懸けでそこに取り組むし、祈りの力を強める為に私は自分の稽古は欠かさない。そしてそれは食べて寝るみたいに生活の一環だからまるで一つも苦がない。

きっとこの世界の中心で、

この国の、

それもアジアの中心である沖縄から。

もう都市部に上るような時代ではないし

今頃は地方創生が当たり前になっている。

沖縄が日本の先端をいくのは、地理的にもアジアの中心であるし、日本全体を見た時に沖縄は重要なポジションにある。例え戦争の名残で、未だ国としての力が無くても文化という強い防衛力がある。これはこの島国をどんなに侵略しようとて、決してできない先祖の祈りの力のようなもの。

自分達が今守られているのは、伝統を大切にしている人々のお陰様である。日本は本来の思想に戻り自分達の大切なものを見つめ直したら生かされた命に誇りを持てるはず。

ヒントはすべて「先祖」にある。

先祖の叡智を先祖の祈りを自分の中に取り入れて

淡々と、知らない誰かの為に

自分の与えられた力を捧げていこう。

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